【ニュース】プロジェクションマッピング協会が発足 ねらいはプロジェクションマッピングの普及、人材育成、地域活性化への貢献
2011.7.8 UP
逗子小学校で実施したプロジェクションマッピングショー
●プロジェクションマッピングの普及、人材育成、地域活性化への貢献を目指し発足
7月8日、表現手法としてのプロジェクションマッピングの普及と人材育成、地域活性化への貢献を目的に「プロジェクションマッピング協会」(英語名: Projection Mapping Association of Japan 略称:PMAJ)が発足した。
プロジェクションマッピングとは、ビデオやコンピューターグラフィックスなどの映像を直接、建築物や車、家具、自然物などに投影する表現手法。
欧州ではコンサートやイベント、広告、都市景観のライティングなどに活用されており、観光客誘致にも利用する例がある。日本でもここ数年、イベント等で実施された例があるが、普及は進んでいないが、自治体や映像クリエイターの間で、試行錯誤が行われてきた。
●8月4ー7日、逗子市でイベント開催
同協会は、こうした試行錯誤を積んできたクリエイターなど、制作者自らが運営するもので、プロジェクションマッピングの普及と、高い質を維持するための人材教育を目的にしている。
会長は映像・空間演出家の石多未知行氏。副会長には、コンテンツサービスプロデューサーの町田聡氏が就任する。
具体的な活動として、インターネットやイベントを通じた普及啓発活動、ワークショップや研修などの教育活動、地域コミュニティーや自治体、国など地域との連携活動を行っていくほか、自発的なプロジェクションマッピングの新手法や利用方法などの事例を創出したり、さらに、海外のクリエーターや企業と積極的に交流し、その招聘や海外フェスティバルへの参加などを行っていく。
活動の一環として8月4日から7日まで、神奈川県逗子市でプロジェクションマッピングを行うイベントを開催する。名称は「ZUSHIメディアアートフェスティバル2011」。レセプション各種のプロジェクションマッピング、映像ワークショップなどを予定している。会場は、逗子市立逗子小学校(屋内外プロジェクションマッピング/映像ワークショップ)、 逗子文化プラザ・さざなみホール (オープニングレセプション)
■プロジェクションマッピング協会
http://www.projection-mapping.jp
■ZUSHIメディアアートフェスティバル2011
http://www.projection-mapping.jp/zushi2011
逗子小学校で実施したプロジェクションマッピングショー