Inter BEEを見学した来場者の声
2008.11.19 UP
Inter BEE開催初日の来場者の声を、会場内で伺いました。
さまざまな立場の方々が、Inter BEEを積極的に活用されています。
■放送局(東京)勤務、43歳、男性
「放送局で、番組制作全般に関わる業務を手がけています。放送関連の新しい機材をチェックするためにブースをまわっています。とくに、今回はネットワークでの高画質映像送信技術に注目しており、有名メーカーだけでなく、新鋭のベンチャー企業も積極的にまわり、最先端の情報を収集するようにしています。また、他の来場者が、ブースに展示されている製品を見て、どんな反応を示しているかを確認するのも参考になります。会場で得た情報は、どの機材を、どのタイミングで導入したら効率的なのか、今後の検討材料にしたいと思っています。私は2年ぶりに会場に来たのですが、以前よりも通路が広くなって見やすくなったように思います。要望としては、同じ分野の製品を展示している企業のブースはまとめてもらうと、もっと効率的に見てまわれると感じました」
■通信関連会社(東京)勤務、27歳、女性
「会社では、IPTV関連の業務を担当しています。デジタル映像コンテンツに関係のある製品や技術を展示しているブースを中心にまわっています。業界の新しい情報を収集するために、毎年足を運んでいますが、今年は、データについての情報を記述したデータ“メタデータ”関連の展示に注目しています。実際に各社のブースを見て、仕事に役立つ情報を得ることができましたので、会社に報告して、ソフトウェア製品などは導入してみたいと考えています。展示全体の感想としては、大きな目玉となるものがなかったように思いました」
■照明メーカー(東京)勤務、33歳、男性
「照明関連機材の開発を担当しています。照明だけにとどまらず、映像・通信業界全体の動向をつかめるので、毎年、楽しみにしています。会場を一とおりまわってみての感想としては、今年は、プロライティング部門のコーナー展示が行われていたため、照明関連のブースはまわりやすくて助かりました。照明関連の展示内容については、LEDライティングに注目をしていましたが、予想どおり各社から様々な新製品が展示されていて、今後の製品開発の参考になりました」
■プロモーションビデオ制作会社勤務(静岡)、31歳、男性
「今日は日帰り出張で来ています。プロモーションビデオを制作する会社でMAを担当しています。仕事としてはほぼ最終工程に近い、BGMやナレーションなどの音入れなどの編集作業をしています。 今回は各社のMAミキサーに関する情報収集をメインにしていますが、MA編集機器に限らず、周辺の編集機器についても情報を集めています。というのも、周辺機器に関する情報がわからないと困ることが多くなっていますので。カタログや営業マンの話ではわからない部分を、実際に商品を目の前にして操作ができるので、これ以上の情報収集の場はないですね。実際に操作してはじめてわかることが多いので、この展示会は非常に助かります。説明員の方も技術的内容に優れており非常に参考になります」
■PAサウンドエンジニア(東京)、26歳、男性
「サウンドエンジニアという仕事上、この展示会は欠かしたことがありません。PAシステムを中心に情報収集をしています。カタログで見るのと会場で実際に目にするのとは違ってくることが多々あり、そのため、できるだけ多くのメーカーの製品情報を集め、製品購入の参考にしています。また、展示会では、技術的情報を集め、トレンドを探ることはもちろんですが、それ以上に実際の仕事を想定した器材の操作、仕事の流れを考慮して製品情報を集めているので、真剣にならざるをえません(注:ブースでは、かなり真剣にミキサーの操作をされていました)。サウンドエンジニアは、感性が大事ですが、自分の描くサウンドを実現してくれるPAシステムの選択も重要なテーマであり、その点では、この展示会は欠かせません。毎年、何らか重要な情報を得て帰りますので、また来年が楽しみです」
【Inter BEEニュースセンター】
◎写真1枚目
幕張メッセ、展示会場の外
◎写真2枚目
幕張メッセ、展示場内