【Inter BEE 2010 PREVIEW】ニコンシステム　映像ノイズ検索装置を出展　ビデオ素材を自動で検査

　ニコンシステムは、Inter BEE 2010において、映像素材をリアルタイムで検査し、ビデオテープ素材特有のノイズを自動でチェックできる映像ノイズ検出装置「VQ-RT101」を出展する。同製品は11月11日に発売する。

　従来、人の目によって行われてきた映像の検査を自動化したいというニーズに対応する製品。「VQ-RT101」は、この目視検査を補助する装置として、検査業務の負荷軽減を目的に開発された。同製品を使用することにより、品質チェックのばらつきを抑え、安定した映像品質を維持することができる。

　映像制作で主に使用されるビデオ機器のHD-SDI出力信号を入力。比較映像無しで、テープ素材特有のノイズを定められた項目ごとに自動でチェックし、設定した基準を超えた場合「エラー」または「警告」として通知する。