【CEATEC2011】NEC インタラクティブなデジタルサイネージ「MultiTouchWall」(仮称)を展示
2011.10.26 UP
直接画面に触って操作できる
NECは、CEATEC Japan 2011において、46型液晶ディスプレイ8面を利用したマルチタッチ式のデジタルサイネージディスプレイ「インタラクティブ・デジタルサイネージ(MultiTouchWall(仮称))」を展示した。
このインタラクティブ・デジタルサイネージシステムは、マイクロソフトのWindows Embedded Standard 7、NECのデジタルサイネージソリューション「PanelDirector」、NECのマルチスクリーン対応46型(1366×768ピクセル)液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-X462UN」を縦2面・横4面の8面で構成されている。また、ディスプレイの上面両端に2つの赤外線カメラが取り付けられており、この赤外線センサーと三角測量方式により、2点までの独立座標の認識を可能としている。なお、説明員によると「実証実験では3点までの独立座標まで認識できている」という。
同システムの用途について、「アトラクション施設のレイアウト表示やショールームでの商品紹介等に利用して欲しい」(説明員)と説明した。同システムは、2011年2月1日に、グランドオープンした日本マイクロソフト社の品川新社屋の来客用会議室フロアに導入されている。
直接画面に触って操作できる