【ニュース】大阪の映像制作会社、クリエイターが「3D映像製作グループ」を結成
2010.10.22 UP
大阪市内で2日間、3D視覚効果の実験を兼ねた作品づくり
大阪の映像制作会社とクリエイターの有志により結成された「3D映像製作グループ」が、大阪市内で3D映像制作を実施。出演者を含め約70人が集まり、2日間かけて3D視覚効果の実験と並行しながら作品づくりを進めた。
参加スタッフは、作品ごとに3グループに分かれた。そのうち、チアリーダーズのプロモーションビデオ制作には、出演者20人が参加。大阪・南港の商業施設ATCのヘリポートを使って野外撮影を行った。機材には、パナソニックの2眼式3Dカメラ「AG-3DA1」と、特注の3Dリグカメラを使用。編集後には、YouTubeで公開する予定だ。
参加者からは、「AG-3DA1は操作が簡略化されており、従来の3Dカメラシステムで重量や構造的に不可能だった移動撮影やクレーン撮影も実現できた。とは言え、立体的な表現が求められるので、通常の撮影より時間がかかる。3Dを使ってどういう演出でいくのか、撮影後の編集作業も含め、事前の準備が必要と強く感じた」との意見が聞かれたという。
同グループでは、今後さらに3D映像の企画開発と研究を重ね、人材を育成し国内外で3D映像制作の体制を整えていく計画だ。
【3D映像製作グループ参加会社】
アライルエンジニアズ
AIR
スタジオ・ビーアンドエム
スナイパーズ
ピー・キューブ
福沢ビデオプランニング
【協力】
パナソニック システム ソリューションズ ジャパン株式会社
アジア太平洋トレードセンター株式会社
NPO法人 JUMPS(ジャンプス)
株式会社キー・クルー
財団法人大阪市都市型産業振興センター ソフト産業プラザ イメディオ