GMIT 多機能ラジオを展示 ラジオ放送に文字を多重し「カラオケ」機能に
2008.10.24 UP
双方向技術、DVB-HとDVB-T技術開発会社であるGMIT(hall 12、モバイルゾーン、M273)は、自社ブースで多機能ラジオの展示を行っている。スタンダードなオーディオデータと、映像データを配信できる。また、カラオケサービスも提供。1秒当たり1フレームの超低帯域ビデオで、歌詞を1行ごとに表示させることができる。これを双方向・ライブで行えるため、生のラジオ放送に合わせて歌うことができるという。
GMITは、DVB-Hから双方向技術の提供を開始し、今ではDVT B/S/CなどのスタンダードなDVBサービスへと拡張している。
多機能双方向ラジオでは、ビデオとオーディオをシンクロさせるデモを実施している。これは、ラジオ放送局でビデオデータを収集し、そのデータをオーディオストリーミングとシンクロさせ、画面上で超低帯域ビデオとしてレンダリングする技術を用いている。
DVT-SやDVT-Cに対応したセットトップボックスであれば、わずかな帯域でもこうした画像の受信は可能という。
【映像新聞社】