【InterBEE 2010】アンリツ ISDB-Tmm関連の測定機能を強化 新たにワンセグおよびISDB-Tの送信特性分析機能を提供

2010.11.21 UP

MS2691AによるISDB-Tmm信号の測定、分析結果

 アンリツ(ブース:6203)は、ISDB-Tmmなどに対応したアナライザ用の新測定ソフトウェアを技術展示した。MS8901Aデジタル放送信号アナライザ用には、ISDB-Tmmおよびエリアワンセグ用のBER(ビットエラーレート)測定機能が、新たにソフトウェアで提供される。

 MS269xA/MS2830Aシグナルアナライザは、放送・無線通信など極めて広い分野で使用できるアナライザで、FFT(高速フーリエ変換)による解析など、単なる結果表示にとどまらない高度な解析機能を提供している。

 ISDB-Tmmに加えて、ワンセグおよびISDB-Tの送信特性分析機能が提供される。MS269xAは、精度が求められる送信所、中継所用アンプの測定、MS2830Aは速度が求められる開発現場での測定を想定する、と同社はしている。MS269xA/MS2830Aは、いずれもMS8901Aに対して5倍以上の速度を持っている。

 今回公開された新機能は、アップデート用ソフトウェアを既存の測定器にインストールすることで実現される。アンリツは、ソフトウェアを近日中に提供回する、としている。

#interbee2019

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