【InterBEE 2009出展者情報】アサカ、After EffectsからQuickTime/MXFコンテンツを転送できるSSDディスクレコーダーを展示
2009.11.22 UP
<<AfterEffectsからMXFコンテンツを転送可能な機能を新たに搭載>>
映像・音声コンテンツのアーカイブソリューションを得意とする株式会社アサカは、Blu-ray オプティカルライブラリシステムを始め、静止画・動画ファイルサーバやニアラインストレージをブースで紹介した。
記録媒体にNAND型フラッシュメモリを用いた、HDTV動画・静止画・音声ファイル『AVR-200シリーズ』の『AVR-200』についてのデモでは、After EffectsからQuickTime/MXFコンテンツを転送できる最新機能を装備したバージョンを展示していた。
AVR-200は、駆動型装置であるHDDと比べ、安定性の高い半導体(SSD)を用いており、メモリブロックを並列アクセスすることで高速化も図れる。映像信号の圧縮方式はJPEG2000方式で、動画(Fill/Key)、音声(8ch)120分の記録・再生ができる。
<<コンパクトフラッシュからの取り込みも容易に>>
また、筺体のフロントパネル部分に、コンパクトフラッシュ・カードコネクタを実装しており、コンパクトフラッシュメモリから直接、動画/静止画/音声を出力できるのも大きな特徴だ。
AVR-200シリーズにはAVR-200のほか、サブ・中継車・VAFシステムなど、用途に応じたモデルをラインアップしている。
AVR-200はベースバンドからのインジェストに対応しているほか、今回After Effects(Windows版)から直接QuickTime/MXFコンテンツを転送できる最新機能を紹介している。
これによりAfter Effects上でQuickTime/MXFラッパーにすればAVR-200に登録することができ、オリジナルの素材フォーマットに依存することがなくなった。
ブースでは、AVR-200とAfter Effectsおよび登録編集送出端末『PC-200 』と、独自の簡易性CP-21Aコントロールパネルを接続してデモンストレーションをしていた。