【映像関連企業紹介】オムネオン ファイルベースによる放送業務の構築、その新たなポテンシャル とトータル・ソリューションの提案

2009.9.25 UP

オムネオン 山本ゼネラルマネージャー
オムネオンが提案するワークフローの図式

オムネオンが提案するワークフローの図式

<<デジタル送出システムの販売・サポートを展開>>

 アメリカOmneon社の日本法人として2006年に設立。主にケーブルテレビ、CS、BS、地上波など放送局に向けたデジタル送出システムの販売業務およびサポートを行っている。ゼネラル・マネージャーの山本 克己氏に話を伺った。

 オムネオン・ビデオネットワークス(株)では同社中核製品のOmneon Spectrumを始めとする送出サーバ、MediaGridコンテンツ・サーバの活用により収録から編集(Final Cut Pro, EDIUS Pro5, Avid等各ノンリニア機と互換)、さらにアーカイブ映像の取り込み、フォーマット変換、そして放送までをファイルベースに集約させたワークフローの提案を行っている。こうしたシステムは速報性が求められるニュース番組の制作には特に威力を発揮すると思われる。


<<制作効率を向上するファイルベース・ワークフロー>>

 放送局のマシンルームはかつて複雑に組上げられた装置群とそれらを結ぶ大量のケーブルが占拠していた。更新の度に増殖する装置にはメンテナンスの面でも大変な負担があった事は否めない。

 サーバを主役にしたオムネオン・デジタルファイルベース・ワークフローによればそうした煩雑さを劇的に軽減させコスト面でも貢献するばかりでなく、制作スタッフ間での素材や原版の取り扱いを容易にしてくれる。
 さらにPCとの連動により現場からの情報伝達の自由度も高める。また、アクセスにおけるセキュリティには独自のシステムが搭載されているので高い安全性が保たれる。テレビ局は古くから”ネットワーク”と呼称されてきたが、それが現在本当の意味で”Network”として構築されつつあるという事であろう。

 こうした技術はテープレス、そして”ボーダレス”を可能にし、日本国内だけでなく世界のメディアとの連携を促進したり、さらにブロードバンドなどインターネットの分野でも共有の財産となりえるだろう。
  
オムネオン・ビデオネットワークス株式会社
(Omneon, Inc. 日本法人)
〒104-0061東京都中央区銀座3-14-1
www.omneon.com

オムネオンが提案するワークフローの図式

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#interbee2019

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