【Inter BEE 2011】Inter BEEが開催! 世界の注目集める日本の映像・音響技術を一堂に
2011.11.16 UP
長谷川英一常務理事
ゴードン・スミス会長
永井研二専務理事
工藤俊一郎常務理事
11月16日、一般社団法人 電子情報技術産業協会主催による音と映像と通信のプロフェッショナルに関する機器・サービスの展示会『Inter BEE 2011(インタービー2011)』の開会式が会場となる幕張メッセのエントランスホールで開かれた。
最初に電子情報技術産業協会の長谷川英一常務理事が主催者を代表して壇上に立った。今年の特徴はモバイルやスマートフォン、IPTVなどを主軸に扱うクロスメディア部門を創設しその展示に力を入れたこと、さらに異例ながら今開催では「震災の復興を願ってNABのスミス会長も来日され、大変ありがたく思う」と挨拶を行った。
続いて挨拶に立ったNABのゴードン・スミス会長は、最初に東日本大震災について、犠牲者や被災された方々へのお見舞いの気持ちを表明し、今回の目的の一つとして、日本の放送業界が優れた技術と勇敢さで震災報道を行ったことを讃えた。また、日本の放送技術は大変にすばらしく、日本とNABの技術協力は世界にとっても重要な関係にあると話した。
また日本放送協会の永井研二専務理事は、今年のInterBEEが特別なものであるとし、その理由としてまず、7月24日に被災された3県を除くすべてのアナログ放送が停止してから初の開催となること、また、東日本大震災における震災報道や復興へ向けての活動の中で、改めて放送の役割が注目されている時期にあることなどを掲げた。
日本民間放送連盟の工藤俊一郎常務理事、震災に関するお見舞いの意を表するとともに、デジタル技術を使った安心、安全に向けて何ができるか考えて行きたいと話をした。
最後に実行委員長の大西正隆氏がInterBee2011の開会を宣言し、壇上の5人がテープカットを行った。
Inter BEE 2011は電子情報技術産業協会の主催でNHKと日本民間放送連盟の後援により、11月16日から3日間の予定で幕張メッセで開催される。
今年の出展者数は800社(うち海外34カ国・地域から466社)で期間中に3万人の来場者が見込んでいる。
長谷川英一常務理事
ゴードン・スミス会長
永井研二専務理事
工藤俊一郎常務理事