【Inter BEE 2010 PREVIEW】ホーチキ 簡易ミニサテ向けの小型ギャップフィラーを出展
2010.11.12 UP
ホーチキは、地上デジタル放送の簡易ミニサテ用途として、ルビジウム(Rb)発振器を接続可能とした小型ギャップフィラーを出展する。
同装置は、Rb基準信号を取り込むことで高い周波数精度を確保でき、ほかの中継局とエリアが重なるSFN環境下でも運用可能なことが特徴。監視出力としては、電源異常や電力増幅器(PA)異常のほか、各放送局単位の入出力検知機能を備えている。
また、地上デジタル放送の混信波の特定ができるIDチェッカー、放送波中継局で県外波の飛び込みの誤送信を防止できるデジタルスケルチを展示する。
さらに同社は、受信所と中継局間を光ファイバーで中継することで、送受分離システムの構築が可能な光中継システムを展示する。同システムは長距離伝送が可能でありながら分岐が容易なため、一つの受信所から複数の中継局へ中継することができる。