【IBC2009】Vizrt、オンエアグラフィックス・システム『Viz Multichannel』の新バージョン2.5、IBCのプライベートショーで発表
2009.8.16 UP
Vizrtは8月14日、同社のリアルタイム・オンエアグラフィックス用ソフト「Viz Multichannel」の新バージョン「2.5」を発表した。Vizrtは、同製品を9月11-15日にオランダ・アムステルダムで開催されるIBCのプライベートセッション(会場:Hotel Okura)で初公開する。
Viz Multichannelは、リアルタイムオンエア用2D/3Dグラフィックス機能のほか、エフェクト送出、トラフィック、デリバリまでを自動化できるシステム。生放送におけるティッカー(画面の外枠で、右から左・上から下へと流れるように文字を表示して読ませる)やバナーなどの表示や、チャンネルブランディング用のグラフィック生成などの自動化・簡易化を可能にしている。
新しいバージョン2.5での大きな改善点として、特定の番組ごとに最適なユーザーインタフェース(UI)を設定し、利用時に切り替えて使用できるという。これによって、番組ごとに異なる素材や表示方法などにあわせたUIを設定でき、作業を効率化できる。
また、ティッカーを3D表示可能にしている。3D表示のための素材データ(エレメント)は、オペレーション用のUI上にボタンで表示され、表示タイミングを自動・手動のいずれでも設定できる。
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