【ニュース】マイケルジャクソン'This Is It' 、初日興行収入は 2010万ドル
2009.11.4 UP
<<世界興収18億4000万円に>>
世界一斉に公開された、マイケルジャクソンの最期のリハーサル模様を映画化した"This Is It" の世界興行収入は、2010万ドル(約18億4000万円)に達したことが分かった。配給元のコロンビア・ピクチャーズが発表したもの。
10月28日から米国内3481か所で上映を開始、前日プレミアを含めて740万ドルの売り上げだったという。
米国以外に97地域で上映されているが、英国では190万ドル、フランスでは140万ドル、日本では120万ドル、ドイツでは110万ドルという興行収入結果がでている。
2週間という公開期限付きの"This Is It"上映は、今週には他10各国で上映が開始されている。
ソニー側としてはまずまずの成功と発表しているが、ハリウッド市場では、昨年上映された「ハンナ・モンタナ/マイリー・サイラスのベストワールドツアーコンサート」が初日に860万ドルの興行収入を上げたことを対象に、初日の数字を多少高く見積もっていたようだ。
<<”ホラー・シーズン”とのバッティング回避が奏功>>
ハロウィーンの前週には、ニュータイプのホラー映画「Paranormal Activity(原題)」が米国1945か所で上映され、既に2110万ドルの興行収入を得ている。
先週中に劇場が2400か所に増え、10月末には660万ドルの追加収入の記録を得ているという。
米国内では数々のホラー映画がシーズン公開されるため、ソニーはそれら先行して週末を待たずに"This Is It"公開に踏み切った。
ファン・ドリブンの映画では、昨年度のハンナ・モンタナが6630万ドル(米国内では3110万ドル)の興行収入を上げており、"This Is It"はワールドワイドでは引き続き順調な売り上げ伸びをすると期待されている。 ちなみにソニーはコンサート・プロモーターAEG Entertainmentに"This Is It"の映画化および販売権取得に6000万ドル支払っている。