【InterBEE 2009出展者情報】ソニー AVCHD採用のメモリーカムコーダー『NXCAM』を参考展示
2009.11.19 UP
<<H.264対応 フラッシュメモリーユニットも参考展示>>
ソニー株式会社は、MPEG-4 AVC/H.264コーデックを使用したAVCHDフォーマットを採用した、業務用映像制作機器『NXCAM(エヌエックスカム)』シリーズを2010年初頭より発売すると発表した。
InterBEEの展示ブースでは、『NXCAM』シリーズのメモリーカムコーダーと専用のフラッシュメモリーユニットを参考展示している。
記録フォーマットは、HDモードでは、AVCHDで最大24Mbps(1920 x 1080 、50iまたは25p)、音声はLPCM 2ch もしくはDolby Digital 2ch 、SDモードでは、MPEG-2 PSで約9Mbps(720/50p) (音音はAC3 2ch )となっている。
撮影素子には1/3型の「Exmor」3CMOSセンサーを採用しており、レンズは光学20倍の「G Lens」(35mm換算:29.5mm~590mm)を搭載。記録メディアは、今回参考展示するフラッシュメモリーのほか、“メモリースティック PRO デュオ”でも対応できる。
入出力には、HD-SDI出力のほかHDMI系統も装備。 NXCAMでは、GPSデータをメタデータとして記録することができる。 これによってアーカイブ時に地理的位置までフッテージに残せるほか、ディスプレイの際にも、例えばサードパーティの地形アプリケーション上で特定の地理的な位置で撮影した場面を見つけることが可能となる。