【ニュース】インターセプター ポストプロスタジオを開設 編集室/映像音声編集室で構成
2010.11.5 UP
■ファイナルカットスタジオを核に構築
映像の企画・演出を行うインターセプター(東京都目黒区)は10月、アップル製「ファイナルカットスタジオ」を核としたノンリニア編集室1室および、アビッド製「プロツールス」の映像音声編集室1室から成るポストプロダクションスタジオを開設。制作機能を持つことにより、仕上げまでの工程を自社で一貫して行うことが可能になった。
編集室には、AJA製「KONA3」を搭載したMacProと、パナソニック製3D対応65型PDPディスプレーを設置した。「カラー」によるグレーディングは、ユーフォニクス製MCカラーを制御卓として採用。ユーコンプロトコルにより、レスポンスの良い作業を柔軟に行える。
映像音声編集室は、3、4人でのアフレコや楽器収録の可能な音場を持つスペースとした。隣接する編集室の「プロツールスLE」で音声を収録したり、室内の「プロツールスHD」でMA作業を行えるほか、32型クライアントモニターを使った映像編集や、5人程度まで収容して試写をすることもできる。
同社は従来、音楽PVの制作を主力としていたが、今後は、スタジオを統括する田巻源太氏(映像制作部部長)などが手掛けてきた邦画の仕上げ作業や撮影業務を同時に扱うことになり、分野を拡大していく。