【IBC 2010 Photoレポート】（10）盛況だったノンリニア系メーカー展示 　BBCが2000台のAdobe Premiere Pro CS5を導入

新製品を出展した注目のノンリニア メーカー各社が集う　ホール７

　ノンリニア系メーカーが集まるホール７の一番奥に居を構えたアビッドテクノロジー社は、今春に発表した新製品Media Composer 5を中心に展示と様々なプレゼンを大々的に展開。

　オートデスク社は開催３日目に初のパッケージスイート製品、「Autodesk Flame Premium 2011」(以下、Flame Premium)を発表。
　Flame Premiumは最新の2011バージョン Extension 1の「Autodesk Flame」、「Autodesk Smoke」、「Autodesk Lustre」各ツールを１つのパッケージにまとめた製品。既存の製品ユーザーはクロスグレードを行うことで、さらに低コストで全てのツールを手に入れることが可能になる。
　またブースでは、Smoke for macのハンズオンコーナーが設けられており、連日満席の受講者で盛況だった。

　アドビシステムズ社はCS5の各種セミナーとデモカウンターによるお馴染みの出展形式で、IBC開催と同時に発表したBBCへの導入事例等を紹介。
　英国放送協会(BBC)が、ワークフロー効率化、テープレス環境構築、およびコスト削減などを目的として、Adobe® Premiere® Pro CS5 を 採用することを発表。2,000 台分の Adobe Premiere Pro CS5 を追加設置した。コンテンツ再利用の促進するや、メタデータサポートなどで、放送局に新たなビジネスを生み出すなどのメリットを提示。

　ローランドは新製品のHDスイッチャー、V-1600HDを展示。またLVS-800等と連動するマルチビューワースイッチャー、MVS-12も発表した。