【ニュース】角川グループとNTT、クラウド型コンテンツ配信サービスの合弁会社設立へ
2009.11.9 UP
<<メディアミックスとネットワークのノウハウを融合>>
株式会社角川グループホールディングスと日本電信電話株式会社は11月6日、クラウド型コンテンツ配信サービスの事業化に向けた覚書を締結したことを明らかにした。
角川グループのコンテンツ企画制作力、メディアミックス・ノウハウと、NTTグループが持つネットワーク及びICT分野での開発力とブロードバンド事業のノウハウを融合する。年内には合弁会社を設立し、2010年の6月迄にはサービスを開始する予定だ。
<<スーパーデジタルマガジンを展開>>
マスメディアから個人の情報ニーズにきめ細かく対応する時代へと急速に変化しつつある状況を踏まえ、多様化する個人嗜好に見合う情報を『スーパーデジタルマガジン』というコンセプトのパーソナルメディア型サービスを共同で検討してきたという。
この結果、
1・双方向性、蓄積性、検索性といったブロードバンドの特性をフルに活かしたコンテンツ
2・コンテンツ事業者による専門コンテンツショップ
3・映像を中心としたコンテンツ
4.デバイスフリー(端末に因らないコンテンツ受信環境を提供)
5.カスタマイズできるライブラリー
といった、ユーザーに『New Experience:新しい感動』を提供できるサービス会社を設立することになった。
また先行して、角川グループでは10月1日付けでこの新サービスを支援する目的の新会社「角川コンテンツゲート社」も設立している。 新しいサービスを充実させるためのコンテンツ事業者のパートナーやコンテンツ内容については、今後順次発表される予定。