【ニュース】ソニー、映像編集素材の共有・管理用コンテンツマネージメント・サーバーを発表
2009.11.18 UP
<<映像編集素材の共有・管理が可能なコンテンツマネージメントサーバー>>
ソニーは、映像編集素材の共有・管理を実現するコンテンツマネージメント・サーバー、「HDXchange(エッチディーエクスチェンジ)モデル:HDXS-C200」を発売する。
HDXchangeはNASサーバーで、ネットワーク上に複数の編集端末やクライアントの閲覧・管理するパソコンを接続してシステム構築をする。
HDXchangeには、編集素材を共有・管理するために必要なアプリケーションがプリインストールされており、 ユーザーはこのネットワークグループにログインすると、素材の登録や閲覧・管理機能が提供され、ノンリニア編集端末での編集素材の共有やオフライン編集データのやり取りが可能になる。
搭載されているアプリケーションには、映像素材の管理を行う“HDXchange”の基本アプリケーション「エクスプローラー」、テープデバイスからの素材取り込みができる「ロギング」、システム管理を行う「ウェブ アドミニストレーション」などがある。
「エクスプローラー」アプリケーションは「ストーリーボード」機能を持ち、ここで作成した「ストーリーボード」を使って、NLEとの連携が行える。編集素材の閲覧・管理するクライアントは、WindowsとMac 両プラットフォームで可能、また編集素材共有や編集に関連するデータのやり取りに関しては、「Vegas Pro 9」をはじめ、Final Cut Proなど複数の編集アプリケーションに対応する。
“XDCAM”、“XDCAM EX”、“HDV”、“DVCAM”のHD・SD各種フォーマットに対応し、一元的な素材共有・管理が可能だ。 プラットフォームおよび編集システムが混在する運用環境に適応するセントラルコンテンツサーバーとしての位置づけが実現する。
HDXchangeの発売時期は2010年初旬の予定で価格は未定だ。