【InterBEE 2009出展者情報】マーチンプロフェッショナルジャパン、新型ムービングライトなどを展示

＜＜国内初出展のムービングライトのほか、大型LEDスクリーンも＞＞

　マーチンプロフェッショナルジャパン（東京都世田谷区）はデンマークMartin社製の新型ムービングライトなどを多数出展した。

　その中で今春発売されたLEDムービングライト「MAC 301 Wash」はInterBEE初出展となる製品。ランプはLuxeon Rebel high power emittersを使用し、LEDムービングライトではクラス最高の明るさがあるという。サイズはL200×W320×H388（mm）、重量は8.9kg。7月23日から9月12日まで全国6か所のライブハウスで行われたaikoのライブツアーで利用された。

　LEDムービングウォッシュライト「MAC 401 Dual」も初出展となる製品だ。ランプはOsram multi-color LED high power emittersを使用。6500ルーメン以上の明るさがあり、大口径から出る太いビームが特徴だという。サイズはL221×W505×H527（mm）、重量は20kg。

　また第三世代ムービングライト「MAC III Profile」はランプに放電管タイプのHTI 1500Wランプを使用し、明るさは30,000ルーメン以上。カラーミキシングが強化され、赤色の表現力に優れているという。サイズはL690×W536×H914（mm）、重量は53.5kg。

　ブースではムービングライトのほか、屋外設置型の大型LEDスクリーン「LC Plus Series」の展示も行われた。アンビエントや文字広告などに利用できる。ランプはRGB LEDを使用。最大輝度は3000 NITs（Cd/㎡）。サイズはL1000×W152×H2000（mm）、重量は22.4kg。多数のライブイベントなどで採用されているほか、ロンドンの中心部にあるBT（British Telecom）タワーに設置されているという。

　LEDライトはランプを交換しなくても長期間使用でき、消費電力が低いのが特徴だが、どのような演出効果を求めるかによって最適な照明環境は異なる。場合によってはハロゲンや放電管ライトのほうが適していることもある。同社では製品を提供するだけでなく、要望があればランニングコストの比較なども行い、用途に応じた最適な照明環境をサポートするという。