【ニュース】ウィンクツー「西口スタジオ」第3期工事を終了しノンリニア、MA室を増設
2011.3.17 UP
■ノンリニア編集室「オンライン5」にFCP、スモーク for Macを導入
ウインクツー(EX・アンド・アソシエイト スタジオ事業本部、本社=東京都世田谷区)は、渋谷区に開設した「西口スタジオ」の第3期工事を終了した。
今回はアップルの「ファイナルカットプロ」(FCP)と「スモーク for Mac」を導入したノンリニア編集室「オンライン5」とMA室「MA-4」各1室、オフライン(PD)編集室2室を追加オープン。同所はこれにより、PD5室とノンリニア3室、リニア1室、MA2室(1室は5.1ch)を設置したことになる。
同スタジオは2010年7月に開設。各室はセンターサーバー「Xsan」(84テラバイト)にファイバーチャネルで接続し、テレストリーム社製入出力兼キャプチャー装置「パイプライン」による素材取り込みから仕上げまでをファイルベースで行う。コーデックはプロレゾ422を中心に、顧客の環境に合わせDVCPRO HDなども活用する。
MA-4には、国内3号機となるフェアライト社製CC-1ベースの「エボリューション」ミキシングシステムを導入。QuickTime、OMF、MXFなどのデータを読み込み、ワークビデオをDAWから再生可能。高負荷映像はピクシスHDシステムも使用できる。ウェーブスダイヤモンドなどプラグインを豊富にそろえ表現力を増したほか、ラウドネスレベル監視も行える。
3月3日に開催した内覧会では、既設の「オンライン3」で3D(立体視)デモ映像も紹介した。パナソニックの2眼式一体型カメラで撮影し、FCPと3D用プラグイン「ステレオ3Dツールボックス2.0」「シネフォームネオ3D」で編集する手頃なワークフローを提案した。
【所在地】▽東京都渋谷区神山町16-2bitCubeビル1F/3F▽TEL:03-5860-5630