【ニュース】朋栄 InterBEE 2010 出展内容を発表 テーマは「Continuous Innovation」
2010.11.5 UP
放送用高速度カメラ「VFC-7000」
朋栄は11月4日、本社において、InterBEE 2010の出展概要の説明会を開催した。
今回、出展のテーマを「Contiunuous Innovation」(イノベーションを継続する)とし、ファイルベース製品とベースバンド製品を合わせて展示。
■主な注目内容
今回の出展の主な注目内容は、全部で10項目ある。
1)VRCAM2:3Dデモンストレーション
2)MediaConcierge:製品プレゼンテーション
3)LTR-100HS各種ソリューション展示
4)ARIB TR-B31:ファイル交換基準準拠
5)HVS-350HS:4面マルチスクリーン表示
6)FA-9500:多機能マルチパーパスシグナルプロセッサ
7)VFC-7000:3D撮影も可能な高速度カメラ
8)3D-VWS Tri:新キャラクタージェネレーター
9)HTG-35:デジアナ再送信向け最適商品
10)ブース内Ustream中継(3D中継あり)
■各種新製品が盛りだくさん
素材管理システム「メディアコンシェルジュ」では、LTO-5ビデオアーカイブレコーダー「LTR-100HS」を展示。機器単体からビデオI/Oのないサーバー構成まで、用途別のシステムを紹介する。
4面マルチ表示デモを行うHD/SDスイッチャー「HVS-350HS」(1.5M/E)や、シグナルプロセッサー「FA-9100」の後継機となる「FA-9500」も実演する。
キャラクタージェネレーターの新製品「3D-VWS Tri(トライ)」は、テロップ作成をより効率的に行うため、CG的なエフェクト処理と編集機との連係を実現。3D文字装飾やアニメーションの移動パス機能を追加すると同時に、グラフィックボードを改修して描画能力を向上。トムソン・カノープス社製編集機「エディウス6」でVWSデータを編集・再生するオプション機能も用意した。
バリアブルフレームレートに対応する放送用高速度カメラ「VFC-7000」も初出展する。1インチ相当のCMOSカラーセンサーとニコンレンズ用のFマウントを搭載し、1280×720ピクセルで700コマ/秒を撮影。内蔵メモリには9秒まで記録でき、HD-SDIを2系統出力を持つ。
さらに、恒例のバーチャルスタジオデモでは、センサーレスシステムの「VRCAM2」で2D/3D(立体視)のサイマル出力を行う。「遠方で見に行けない」といったユーザーに応えるため、ユーストリームでの生中継にも初めて試みる。
放送用高速度カメラ「VFC-7000」