【InterBEE 2009出展者情報】VPJ、総合編集ソフト「enVision」のデモを公開
2009.11.20 UP
<<統合コンテンツで多彩な表現・演出が可能>>
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(東京都渋谷区)は総合編集ソフト「enVision」を出展し、そのデモを公開した。enVisionは静止画・動画・音声など様々なデータを一つのコンテンツとして統合し、ビジュアルなインターフェースを制作するツール。
制作されたビジュアルインターフェースは簡単な操作で画像の高速ズームやスクロール、動画や音声の再生といった多彩な表現を行うことが可能。タッチパネル式のモニターにも対応しているので、画面に触れるだけでこれらの表現操作を行える。この特徴を活かし、enVisionはテレビの天気予報図の解説などに利用されているという。
<<動画コンテンツに静止画を埋め込む活用事例を紹介>>
ブースでは動画コンテンツの中に静止画を埋め込んだ活用ケースがデモ展示された。具体的には任意のシーンでズームしていくと、そのシーンを構成しているピクセルの中に埋め込んだ静止画が表れるといった映像演出を紹介した。スポンサーの製品情報などを埋め込んでおけば、ユニークな広告展開ができそうだ。
コンテンツの制作にあたってはCGやプログラミングの知識は不要。説明員によれば「PPTの操作性に近く、簡単な操作で誰でも容易に高度なコンテンツ編集を行える」という。用途としては大型ディスプレイやタッチパネルを用いたデジタルサイネージ、店舗での販売支援システム、リッチなプレゼンテーション用コンテンツ制作、デジタル出版などへの活用を見込んでいる。