【ニュース】ディズニーが人気ゲーム「Halo」の開発者率いるWideload Games社を買収

　米ウォルト・ディズニーは　世界中で大ヒットとなった3Dシューティング(FPS)ゲーム “Halo”の開発者が設立したゲーム開発会社「Wideload Games Inc.」を買収することが明らかになった。

　買収額などは明らかにされていない。ディズニーはさきごろ、コミック出版の大手マーヴェルを買収したことを発表したばかり。すでにこの数年にわたり、ディズニーはゲーム開発会社を数社買収しており、今後、コンテンツビジネスの戦略に、ビデオゲーム市場も含めた複合的な展開を目指していることがうかがえる。

　Wideload Gamesの代表者であったAlexander Seropian氏は今後、ディズニー・インタラクティブ・スタジオの副社長に就任し、ディズニーのゲームプロダクション8拠点を統括していくという。
　Seropian氏は、1991年にシカゴ大学に在学中にゲーム開発会社Bungie Softwareを設立。BungieでHaloを市場に送り出したが2000年にマイクロソフトに売却。その後2003年にWideloadを設立した。　

　Wideload Gameは現在の拠点のシカゴに留まり、引き続きファミリーコンソール用ゲームを開発。来年早々にはディズニーブランドで新しいタイトルがリリースされる。