【IBC2009】ミランダのKaleido-Modularマルチビューワシステム、IBCでSTAR賞を獲得

　加ミランダ・テクノロジース社は、同社の最新マルチビューワシステム「Kaleido-Modular（カレイド・モジュラー）」が、IBC期間で開催されたTVテクノロジー・ヨーロッパ誌からのコンテストで、STAR賞（Superior Technology Award Recipient）を獲得したと発表した。

　STAR賞は、放送業界に傑出した技術革新を提供する展示に対して、TV テクノロジー編集者とコラムニストが選出する賞。

　Kaleido-Modularは、3RUの筺体サイズで、4画面表示で20台までのマルチビューワ用映像出力が可能なシステムで、わずか300ワットしか消費電源を必要としない。
　専用の「Densite 3 frame」筺体に搭載するKaleido-Modularカードは、3Gbps対応でHD/SDビデオ入力が8系統とマルチビューワ用出力が2系統装備されている。
　モジュールベースで拡張ができることでOPEX低減を考慮したソリューションである点が評価された。

　Kaleido-Modularは、同社のNVISIONルータと親和性が良く、ルータを介して大型設備向けに1152ビデオ出力、288マルチビューワ出力まで拡張することができる。

　STAR賞にはこのほか、ミランダ社のほか、AJA社、ATEME社、Digital Rapids社、Evertz社、FOR-A社やHarris社など、25社が受賞している。