【IBC2009】AJA SDIルーター「KUMO」を発表
2009.9.14 UP
KUMOのリアパネル
AJAは、SDIルーター「KUMO」(クモ)を発表した。16×16、16×4の2タイプで、1RUサイズ。価格はそれぞれ2995米㌦と、1995米㌦という破格の価格を実現した。
リナックスOSを搭載したことで、同社が既に発売したオーディオ/ビデオ フレームシンクロナイザー&コンバーター「FS-1」と同様に、ポートやルーティングの設定を、ウェブブラウザ上から行える。また、ファームウェアをアップデートすることで、新機能が追加できる。
対応信号は、入力がSD,HD,3G-SDI、出力はSMPTE259M、292M 、424M。オートEQとリクロッキング機能を搭載している。レファレンス信号は、BNC、パッシブループ、PAL/NTSC、HDトライシンクをサポートする。HTTP、SNMP、RS-422制御が可能で、電源は冗長化済み。
放送局内の小規模ワークグループや、プロダクションなどに適しているという。大型化は予定していないが、顧客の需用に応じるという。
KUMOのリアパネル
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