【NEWS】ソニーPCL 国内向け“ブルーレイ3D”ソフトの制作・生産サービスを開始
2010.7.8 UP
オーサリングからパッケージングまで、コンテンツの3Dソフト化を一貫サポート
ソニーDADCジャパン(以下、DADJ)とソニーピーシーエル(同、ソニーPCL)は、“ブルーレイ3D”ソフトの国内向け制作・生産サービスを7月1日から開始した。
エンコードやオーサリングなどの制作をソニーPCLが担当し、ディスク製造やパッケージングまでをDADJの静岡工場が担当する。
また、ソニーPCLは、マスター映像の品位を保ちながら高画質に3D圧縮するMPEG-4MVCエンコーダーや3D対応オーサリングソフトウエアなど、ソニーグループで開発された技術を導入した“ブルーレイ3D”オーサリング環境を新たに構築し、“ブルーレイ3D”ソフトの「原盤製作用データ」制作サービスを開始する。
DADJは、2006年7月から、“ブルーレイ”ソフト生産ラインを静岡工場(静岡県榛原郡)に構築しており、累計出荷数は2000タイトル以上、約2000万枚になる。今回、新たに原盤製作プロセス、製品検査体制の3D対応を実現したことで、「原盤製作用データ」を使った原盤製作からディスク製造、パッケージングまで、“ブルーレイ3D”ソフトの生産を静岡工場内で一貫して行えるという。
(写真上から)
ソニーPCLの3D対応”ブルーレイ”オーサリングシステム
DADJの”ブルーレイ”ソフト生産ライン