【Inter BEE 2010 PREVIEW】トムソン・カノープス 第3世代ターンキー編集機「HDWS」を出展 3G—SDIにも対応
2010.11.5 UP
トムソン・カノープスは、12月中旬に発売する3G-SDI対応の「HDWS」シリーズ第3世代ターンキー編集機をInterBEE 2010で披露する。
放送局や編集プロダクションを対象顧客に、1080p、10ビットなど上位形式をサポート。機器の信頼性やリアルタイム性を向上した。
ラインアップは2種類。「HDWS 3G」は、6コア(12スレッド)プロセッサーと高速データドライブにより、優れたリアルタイム性能を持つ。3G/HD/SD-SDIの入出力やP2、SxS、SDHC、2.5インチSSDといった多様なメディアに対応するスロットで、テープレスメディアとスムーズに連携できる。
ネットワークやHDDアクセスなど主要なステータスを前面に表示するほか、筐体前面からディスクドライブを交換できるなど保守性も高い。
入出力は、3G-SDI2系統やコンポーネント、マスター/スレーブで使えるRS-422、AES/EBU8ch、ファンタム電源付きのボイスオーバー入力など幅広く実装。「市場で長く競争力を持つために、現在手に入る入出力をできる限り搭載した」(商品企画担当の安齋尊顕氏)という。ただしHDMIは1.3版となった。