【IBC2009】ARRI 新型ディジタルシネマ用カメラを発表
2009.9.14 UP
ARRIは、「D-21」に続く新型デジタルカメラシリーズの開発を発表した。
コードネームは「Alexa(アレクサ)」。撮像素子には、高感度と広いダイナミックレンジを持つ新開発のCMOSを採用し、画質を向上。同時に、今のポストプロダクション工程に合うものになっているという。価格は5-130ユーロで、2010年の第2四半期に発売を開始する。
小型軽量のエントリーモデルは、ARRIが従来使ってきた4×3でなく16×9の撮像素子と、電子式のビューファインダーを採用する予定。より映画撮影に適したモデルでは、4×3の撮像素子と、光学ファインダーおよびそれに連動する回転式ミラーシャッターを搭載するなど、カメラマンがこれまで親しんできた仕様を踏襲する。
同社は今回の開発について、「D-21の成果を踏襲した」としている。