パナソニック P2HDの新製品をラインアップ/ソリッド・ステートHDの市場リーダーシップを掲げる
2008.5.2 UP
ニュースオリンピックの公式スポンサー企業のパナソニック。五輪史上初めてすべての国際映像信号がハイビジョン(HD)規格(1080/50i)で制作・配信されることに対応した機器をそろえ、北京オリンピックに過去最大の機器納入をすることを発表したが、これはアテネオリンピックの約1.7倍規模、数量・金額ベースともに過去最大規模になる、という。
そして、DVCPRO-HD、P2HDといったフラッシュメモリを採用した放送用カメラを北京五輪の中継を担当する中国メディアに約350台納入することが明らかになった。 五輪で正式にフラッシュメモリ採用の放送用カメラを使用するのは初めて。
パナソニックは、P2 HDを含むP2製品を840カ所のテレビネットワークと放送局に8万台出荷したことを公表し(ワールドワイドベース)、今回NABで、P2HDファミリとしてVariCamやハンドヘルドの6つの新製品を発表した。
また、発表会では、新しく加わったP2アライアンスパートナーの紹介もあった。
日立国際電気はHDカメラのSK-HD1000をP2カード・ドッカブルとして対応、オートデスクはプロダクション編集システムの2009バージョンでDVCPROHDコーディックに対応するという。
フジフィルムはP2メモリカードの販売に着手する。
Rhozet (Harmonic社傘下)は同社トランスコーダ製品Carbon CoderでHDフォーマットからAVC-Intraへリアルタイムで変換できるようになる。
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