【Inter BEE 2011】シバソク マルチフォーマットコンバータ VC7を出展
2011.11.18 UP
シバソクは、国際的スポーツビックイベントの中継や、国際随意伝送サービスで利用されるフォーマットコンバータの新製品を出展した。変換時に、動きベクトルを活用することで、より高画質にフォーマット変換が行える。
■高度な動きベクトル処理でより高画質化を実現 3DL+Rにも対応
シバソクのブースでは、マルチフォーマットコンバータの新製品VC7がデモされた。フォーマットコンバータは、走査線数、画素数、フレーム数などの変換を行うもので、国際中継などで使用される。同社は、従来よりHD・SD間の変換も行えるマルチフォーマットコンバータVC31シリーズやHDフォーマット間での変換を行うHDTVフォーマットコンバータVC39などの製品がある。
従来のVC31シリーズも動きベクトルを用いているが、VC7はより高度な動きベクトル処理をしているため、動画変換の際には更なる高画質が得られる。更に、走査線や垂直同期信号に埋め込まれた信号の読み出し、埋め込みにも対応しており、変換による情報の損失を最小限に抑えるようになっている。また、VC7の大きな特徴として3D対応(オプション)があり、3DL+Rの映像入力も、両眼の同期を完全に維持したまま変換できる。