【CEATEC2011】mmbi 2012年4月開局予定のスマートフォン向けマルチメディア放送局「NOTTV」をアピール
2011.10.26 UP
ブースステージの様子、公開生放送スタイルを再現
展示コーナー
スマートフォンでNOTTVをデモ
タブレット端末でもNOTTVが視聴できる
mmbiは、幕張メッセで10月4-8日に開催したCEATEC JAPAN 2011において、2012年4月1日に開始する予定のモバキャス(V-Highマルチメディア放送)の放送開始に向けた取り組みをステージやデモ展示などで紹介した。モバキャスとは、携帯端末向けマルチメディア放送の総称で、放送波を用いた「放送」サービスと、携帯電話などの「通信」サービスのそれぞれの特徴を生かし連携させた、新時代のメディアサービスの実現を目指している。
■放送と通信の双方の良さを生かした全く新しいメディア
全国向け携帯端末向けマルチメディア放送「モバキャス」は、2011年7月24日に停波した地上アナログ放送の空き周波数のVHF-High帯を利用したスマートフォンや携帯端末向け放送サービスだ。2012年4月に、東名阪地域を中心に放送を開始予定である。番組を制作・提供するソフトウェア事業者(認定基幹放送事業者)にmmbiは申請している。
■ 「NOTTV」=テレビにできないことをする「テレビを超えたテレビ」
mmbiが今回のCEATEC開催日である10月4日、ブースにおいて発表会を開催した。この新しい「スマートフォン向けマルチメディア放送局」の名称として、「NOTTV(ノッティーヴィー)」を発表した。
NOTTVとは「Not TV」すなわち、「テレビにできないことをする。テレビを超えたテレビになる」という思いが込められているという。 VODとは違う、リアルタイム型の放送を最大3チャンネル放送する。放送波を利用して自動的に受信機のハードディスクに蓄積する蓄積型放送も行う。スマートフォンが放送波を受信することで、動画やゲーム、地図などのマルチメディアコンテンツを獲得できるしくみだ。「NOTTV」を受信するには、スマートフォン用の専用アプリケーションを利用する。
■ 「NOTTV」をスマートフォン、タブレット端末で実際に体験してみよう
出展ブースでは、スタジオセットを組み、mmbiのイメージを伝えるために公開生放送スタイルで紹介を行っている。
また、展示コーナーでは、mmbiが現在検討しているリアルタイム型放送と蓄積型放送のデモコンテンツを、スマートフォンやタブレット端末で体験できる。体験できるデモのユーザインタフェースについてはまだ、確定ではなく、「サービスをイメージしたもので、番組を含めてインタフェース等検討中」という。
ブースステージの様子、公開生放送スタイルを再現
展示コーナー
スマートフォンでNOTTVをデモ
タブレット端末でもNOTTVが視聴できる