【IBC2009】グラスバレー ディスクレコーダー「T2」を発表
2009.9.14 UP
ディスクレコーダー「T2」
グラスバレーは、ディスクレコーダー「T2」を発表した。映像プレゼンテーションやファイルベースでのHD/SD制作環境に最適。1台で効率的に再生・録画ができる。
コーデックにはカノープス製HQを採用。解像度1920x1080ピクセル、4:2:2、Iフレームオンリーで最大200Mbps。
「高画質な映像を大スクリーンに表示する必要のあるユーザーに理想的な製品」(同社)という。MPEG-2、QuickTime、Windows Media Videoにも対応することで、他のデバイスからデータを転送して再生も可能。追いかけ再生やプレイリストへの登録もできる。
入出力は、SD/HD-SDI、DVI-I(HDMI、アナログコンポーネントへの変換可)、コンポジット端子。エンベデッド・オーディオ(8ch)と、AES/EBU(2ch)、アナログオーディオ(2ch)に対応する。RS-422・GPI制御が可能なほか、ギガビットイーサネットや、USB/IEEE1394接続のHDD/SSD、2.5インチスロットへのドライブ装着により、編集システムとデータをやりとりできる。
録画1系統と、再生2系統(SC/HD、1080p 24/25/30、1080i 50/60、720p 50/60、同期再生対応)が可能。
前面パネルには従来のVTRに近い操作感を実現したボタンやジョグを搭載。7型液晶のフロントパネル(タッチ式)では、クリップの管理や選択、トリミング、再生、プレイリストの作成やトランジションエフェクトの設定が操作できる。
日本での価格は、ベーシックモデルが1,480,000円(税別)。RAIDモデルが1,980,000円(税別)。SSDモデルが2,280,000円(税別)。発売はともに10月初旬。
ディスクレコーダー「T2」