【ニュース】JEITA 9月地上デジタルテレビ放送受信機器の出荷実績を発表 チューナ出荷が大幅増
2009.10.26 UP
地デジ普及ロードマップ(地上デジタル推進全国会議資料より)
<<前年同月比で37.5%増を記録>>
電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、地上デジタル放送受信機の9月の国内出荷実績を発表した。
9月の出荷実績は183万1000台で、これは前年同月に比べて37.5%増えた結果となった。
内訳は以下の通り
【2009年9月地上デジタル放送受信機出荷実績】
デジタルテレビ 113万8000台
チューナ 17万1000台
ケーブルテレビ用STB 16万6000台
地上デジタルチューナー内蔵DVDレコーダ 10万1000台
ブルーレイディスク・レコーダー 23万3000台
パソコン 2万3000台
特にチューナ出荷は、簡易なチューナ機器の各種発表が増えたため、昨年に比べ10倍以上と大幅増となった。
地上デジタルテレビは、4か月続けて100万台を超える順調な伸びを示している。 地上デジタルテレビのカラーテレビ全体に占める割合は99.4%となった。
地上デジタルテレビやチューナの出荷増に伴い、そのほかの機器の占める割合は低下しているが、出荷台数自体は順調に増えている。
9月までの地上デジタル放送受信機器出荷累計台数は5878万3千台となり、この数字は総務省や放送事業者などが参加する「地上デジタル推進全国会議」が9月までに目標としていた普及数(5900万台)とほぼ一致する結果となった。
地デジ普及ロードマップ(地上デジタル推進全国会議資料より)