【InterBEE 2010】ローデ・シュワルツ・ジャパン 信号発生器R&S DVSGを3D対応にアップデート
2010.11.21 UP
測定器大手のローデ・シュワルツ・ジャパン(ブース:7409)は、信号発生器「R&S DVSG」を3D用信号に対応させた製品を出展した。
R&S DVSGは、FPDの開発、製造時の参照用として使用する高精度の信号を生成する。信号は、静止画像ばかりでなく非圧縮動画も用意されており、符号化による劣化にわずらわされることなくFPDの出画状況を観察できる。
出力端子は、HDMI(HDMI 1.4a準拠)に加えて、DVI、HD/SD-SDI、BNC、SCART、VGAなど多岐に渡る。この信号発生器が収録している映像信号は、4:2:0/8bitから4:4:4:/12bitまであり、オーディオもサンプリング周波数32kHz@16bitから44kHz@24bitまで多種に及ぶ。
HDMIは1.4a準拠であるため3D映像の送出能力を持つ。新たに加えられる3D出力にでは3種の3D動画が収録されている。3Dディスプレイ装置の評価、検査に利用できると期待されている。
(写真説明)
R&S DVSGは、3Dテレビ用の信号を非圧縮信号源から送出できる