【InterBEE 2009出展者情報】シリコンスタジオ、市場初・米Editshare社製プロジェクト共有型コンテンツサーバのポータブルモデルを初展示

　シリコンスタジオ株式会社では、米Editshare社製のプロジェクト共有ができるコンテンツサーバのポータブルモデル『Editshare Field』を展示した。日本初公開という。

　スペックは、ポータブルであるため拡張性に制限があるが、その他は、上位機種と同じEditshare社特有のものを備えている。　Fieldは、ファイル共有型のストレージとして多くの編集システムとメディア共有ができる環境を備えている。

　Adobe、Apple、Autodesk、Avid、Canopus、Media100といった編集アプリケーションからギガビット・イーサネットを介して、まるでローカルストレージのようにField内のメディアファイルにアクセス、プロジェクト共有・編集することができる。

　Editshare社が独自開発した、AvidエディタとApple FinalCutProで同時に参照できるデータフォーマット”Universal Media File”により、双方間でプロジェクト共有ができるのが最大の特徴。
　DV25フォーマットならば10クライアントまで同時アクセスできるという。

　およそ30センチ四方の筺体と、持ち運びができるポータブルタイプになったことにより、現地で行うプロダクション編集でもコンテンツ共有サーバ環境を構築することが簡単になった。