【ニュース】パナソニック 3D対応テレビを拡充 同社初の液晶型も発売
2011.3.4 UP
パナソニックは、同社液晶テレビでは初の3D対応2機種を含む3D対応テレビ4シリーズ10機種を3月11日以降に順次発売する。全機種がUSB HDDとSDカードへの録画機能を備え、「テレビでネット」機能を拡充した。
従来機種では、サイドバイサイド方式の3Dコンテンツを視聴する際、3D方式を切り換える手間があったが、今回のシリーズから「3D方式自動認識」機能を装備。サイドバイサイドやトップアンドボトムの3D方式をテレビが自動で判別する。
最高画質シリーズのプラズマテレビVT3シリーズは、42V型、46V型、50V型の3機種。パネルには、従来のプラズマディスプレー比で発光効率を約15%高めた新開発の「フル・ブラックパネル㈼」を採用し、ネイティブコントラストで500万対1を実現した。
AV評論家の村瀬孝矢氏は「パナソニックはこれまで、3Dの表示画質の良いプラズマテレビにフォーカスしてきたが、世界的に液晶が市場へ浸透している流れの中で、3D対応液晶テレビの開発も急ピッチで行ってきた。自社開発のIPSアルファ液晶パネルを採用した液晶テレビでも、高画質路線を追求していくとみられる」と話している。