【ニュース】DTJ フレームプレミアム2012導入 より高品質な3D制作
2011.4.5 UP
赤坂に本拠を置くポストプロダクションのDTJ(東京都港区)は、ノンリニア編集室のオートデスク製「フレームプレミアム2011」を、4月8日に発売される最新版の「2012」に更新する。
これにより同社編集室は「フレームプレミアム」1室と「スモークアドバンスト」2室、アビッド製「DSナイトリス」「シンフォニーナイトリス」各1室などを構えることになる。
フレームプレミアムは、3Dビジュアルエフェクトの「フレーム」とエディトリアルフィニッシングの「スモーク」、リアルタイムカラーグレーディングソリューションの「ラスター」を一つのパッケージにまとめた製品。2012版では、3D制作向けとして、実世界に限りなく近いライティングエフェクトをコンポジットできる機能を搭載し、より自然な仕上がりを目指すことができる。3Dフィニッシング用の統合エフェクトツールも強化しており、3D映像制作をより高品質に、高い費用対効果で実現する。
DTJではまた、コンテンツホルダーが過去の作品の3D変換に関心を持っていることから、2D3D変換事業にも取り組む。
MA室も、映像モニターをシャープ製3D対応製品に更新しており、3D制作を一貫して仕上げることができる体制を採っている。