【Inter BEE 2009 見どころピックアップ!】フジノン株式会社 35mmPLマウントズームレンズ 新製品『HK5.3×75』を出展予定
2009.10.20 UP
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<<フジノン 35mmPLマウントズームレンズを出展>>
富士フイルムグループで光学機器やレンズの設計製造から販売を行っているフジノン株式会社(埼玉・さいたま市)は、11月18日から20日まで、千葉・幕張メッセで開催するInter BEE 2009で、新製品の35mmPLマウントズームレンズなどを出展する予定だ。出展の内容や製品の特徴について、同社の総務部広報担当課長の加藤浩之氏と、営業部映像機器1課担当課長の鈴木賢治氏に聞いた。
今回も例年同様、各種HDTVレンズや雲台をフルラインアップで出展するという同社。中でも今年のメインとなるのは、『PLマウントシリーズ』新製品の35mmPLマウントズームレンズ『HK5.3×75』だという。
<<”高性能、高解像度”を生かしNABで大反響 InterBEEで2号機を出展>>
「この『PLマウントシリーズ』は映画用カメラ向けレンズとして、フジノンの強みでもある“高性能、高解像度”というコンセプトのもと、昨年のInter BEEで試作を発表し、開発・製品化しました。同シリーズ1号機の『HK4.7×18』は、今年春にラスベガスで開催されたNABに出展したところ、大きな反響があり、ご好評をいただきました。Inter BEE 2009で出展する『HK5.3×75』は、その2号機として開発されたものです」(加藤氏)。
『PLマウントシリーズ』の製品は、35mmPLマウントを採用しており、フィルムカメラとデジタルカメラの両方に対応でき、1号機の『HK4.7×18』が焦点距離18-85mmに対し、2号機の『HK5.3×75』は焦点距離75-400mmである。
<<来月上旬から来春にかけて第3弾、第4弾も準備>>
同シリーズ第3弾および第4弾の発表時期については詳細未定だそうだが、来月上旬から来春にかけての発表を目指して開発中であるとのこと。シリーズすべてでレンズ径を統一しているため、付属品の共通使用ができる上、同社従来品のアクセサリーも使用できるという。
今後の方針について鈴木氏は、「高性能と高解像度を維持しつつ、市場のニーズに合わせたコストパフォーマンスの高い製品開発を継続して提案して行きます」と述べた。
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