【ニュース】「明かりをデザインする」をメインテーマにワールド・ライティング・フェア2010が開催

■今年で開催25年　プロの交流の場、人材育成の場として定着

　日本発の舞台技術の国際産業展「ワールドライティングフェア」が、10月22日(金)と23日(土)、東京国際フォーラムで開催される。同大会は、1986年に初めて開かれた第一回「ライティング・パフォーマンス」以来、今回で開催25周年を迎える伝統のある大会だ。

　エンターテインメント業界における「人と技術の交流の場」を提供する絶好の機会として位置づけられ、欧米、アジアの最新の照明デザインや、都市環境照明、環境エコ技術、安全管理技術といった領域から、テレビや舞台といったエンターテインメント業界の最新の演出が披露されるという、幅広い領域の「明かり」と、そのデザインを見ることができる。
　同時に多彩なセミナーやワークショップなど、プロの交流の場として、また学生など将来を担う人材の育成の場としても価値ある大会となっている。


■セミナー、ワークショップの内容が一部発表　世界の一流デザイナーが来日

　このほど、セミナーやワークショップの内容が一部発表された。
　それによると、セミナー講師には、周正平氏(中国)、フィリップ・ベルトメ氏(フランス)、舞台美術家の石井みつる氏、照明デザイナーのベテラン寺田義雄氏、景観照明の石井リーサ明理氏(映像によるセミナー)など国際色豊かなプログラムとなっている。

　また、ワークショップ「テレビ照明温故知新　(タングステン～LED)」では、テレビカメラを通した映像技術の発展と一体となって進化してきた照明技術・照明機器の変遷をたどる。

　このほか、著名な建築デザイナーによる劇場建築模型展や、開催25周年を記念した特別企画のパネル展示、第一回「ライティング・パフォーマンス」の記録映像の上映、照明業界の団体・企業等の情報発信コーナーも予定されているという。


【ワールド・ライティング・フェア2010　開催概要】

会期：2010年10月22日（金）・23日（土）10:00−18:00

会場：東京国際フォーラム hall B7

主催：全国舞台テレビ照明事業協同組合

共催：
　（社）日本照明家協会
　（公社）劇場演出空間技術協会（JATET）
　OISTAT（劇場芸術国際組織）日本センター

後援：
　経済産業省
　中華人民共和国駐日本国大使館文化部

協賛：
　全国中小企業団体中央会
　（社）日本芸能実演家団体協議会
　（社）日本照明器具工業会
　（社）日本電球工業会
　（社）照明学会
　（社）電気設備学会
　（社）全国公立文化施設協会
　（協）日本映画テレビ照明協会
　（社）日本映画テレビ技術協会
　日本舞台音響事業協同組合
　日本舞台監督協会
　日本舞台美術家協会
　(NPO)テレビ日本美術家協会（順不同）

入場料：2,000円／学生 1,000円（税込・会期中2日間有効）