【SIGGRAPH2009】POINT GREY 3D画像撮影カメラ
2009.8.7 UP
POINT GREYは、12年前にカナダのバンクーバーで設立されたカメラメーカー。動画を撮るデジタルカメラを得意とし、ブース上部には風船型のカメラが展示されている。
同社のカメラはgoogleのストリートビュー用画像の撮影に使われたことで知られている。フル解像度で15フレーム、半分の解像度では30フレームのパノラマ画像をつくることができ、画像はコンピューターへ直接取り込むことができる。これはNICT(情報通信研究機構)のプロジェクトで奄美大島の皆既日食撮影にも用いられた。
同社のブースでは、約30万円の3D画像撮影用カメラと約2500円のグラスのセットや、離れた場所で撮影した複数の画像をリアルタイムで合成した例の展示なども行われていた。