【ニュース】八峯テレビ 新HD中継車の運用を開始 3D、大規模スポーツ中継に対応

2010.9.16 UP

 八峯テレビ(東京都港区)は1日、更新時期を迎えたSD中継車に代わる新HD中継車「HR-2」の運用を開始した。車体は全長9.5メートル、幅約2.5メートル、高さ約3.7メートル。システムはソニーが担当した。

 同車は、3D映像制作に積極的な企業の需要を受け、ソニー製スイッチャー「MVS-8000G」を3D対応として搭載した。

 また、スポーツの国際試合など大規模中継にも対応できるよう、映像の入出力と制作室のスペースを大幅に確保。スイッチャーは3.5M/Eの4DME、51入力24出力。ルーターは「IXS6700」(128×136)。

 中央部は、最大約3.7メートルまで横方向に拡幅する。車内レイアウトは、これを生かす形で刷新した。長辺側にはモニター列とディレクター、スイッチャー席を配し、これに平行してEVS製「LSM-XT2」などのサーバーやCG用製品を置いている。カメラは「HDC-1000R」5式と「HDC-1500R」2式を常設した。

#interbee2019

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