【IBC 2011】展示会場速報 パナソニック AVC ULTRAのサンプル映像デモンストレーションとその詳細仕様が初公開
2011.9.12 UP
新型ライブスイッチャーAV-HS410
NABで発表されたAVC ULTRAのサンプル映像デモンストレーションとその詳細仕様が初公開された。
AVC ULTRAはAVCとしての全体を現すAVC全体の世界観と定義され、H.264をベースに4K、RGB4:4:4などのハイエンドな映像制作を包括しつつ、25Mbps以下の低ビットレートでもAVC H.264独自の圧縮技術により高画質かつ運用効率の良いコーデックとして展開する全体像が明らかになった。
ハイエンドの部分ではこれまでのAVC-INTRAをさらに拡張しRGB4:4:4などより非圧縮に近い高解像度を目指す『AVC-INTRA Class4:4:4(4:4:4 12ビット/200M、400M)』と『AVC-INTRA Class200(4:2:2 10ビット200M)』を拡張。またLONG GOPをサポートする独自コーデックの4:2:2 10ビット/25-50Mbpsの『AVC LONG-G』を新たに設定し、その映像デモが行われ25Mbpsでも50Mbps相当の映像とほとんど見分けがつかない鮮明な画像を表現する事ができる。
さらにAVCHDよりもさらに低ビットレートをサポートする800K/3.5M『AVC Proxy』を新たに設定。このマスタリング/高画質重視のハイエンドから、コスト重視、スピーディな運用を目指すハイオペレーション分野までを包括するのが『AVC ULTRA』となる。対応機器の発売出荷は、2013年以降になる見通しだ。
新製品ではNAB2011で発表した新製品群の、一体型二眼式3DカメラレコーダーAG-3DP1G、P2HDハンドヘルドAG-HPX250、AVCHDハンドヘルドAG-AC160/AC130)に加え、新たに新型HDインテグレーテッドカメラAW-HE120、新型ライブスイッチャーAV-HS410を展示している。
新型ライブスイッチャーAV-HS410