【InterBEE 2010】YEMエレテックスとの提携会社　韓国メディアコーラスがAV信号エラー検出システムを発表

　韓国 メディアコーラス（ブース：7304）は、AVファイル用エラー検出システム「VED-200シリーズ」とリアルタイムビデオエラー検出システム「Hawkeye REDシリーズ」を出展した。
　
　VED-200シリーズは、AVファイルの品質、画像・音響情報の検査の双方を行う。これは、エンコーディング時の文法正当性検査に加えて、ビデオ品質、オーディオ品質も検査するものである。

　画像検査では、ブロック歪みの出現、インターレス処理の誤り、ストライプのイズの出現など14項目を検査できる。音響検査では、チャネルバランス、高周波のイズをはじめとして12項目を検査する。他に、肉眼検査支援機能など、自動検出後の対応を支援する機能も盛り込まれている。

　REDシリーズは、SDI信号に含まれる映像、音響のエンコード品質等を検出する。検査項目はVED-200と比べると基本的なものに絞られている。なお、REDシリーズでは、エラーモジュールを追加することで、新たな検査に対応できる。

　メディアコーラス製品は、YEMエレテックスが国内発売元となっている。

（写真説明）メディアコーラスのHawkeye VEDシリーズは、AVファイルの品質検査を多角的に行える。左のPCに検出されたエラー部分が示されている。