【ニュース】米国市場調査、過去2年間においてHD番組のデイリー視聴者数が増える
2009.11.4 UP
<<HD番組の視聴者数、2007年から26%増加>>
米市場リサーチ会社のKnowledge Networks社によると、過去2年間において米国内で毎日HD番組を観るテレビ視聴者の数が全体の65%に達したことが明らかになった。
Knowledge Networks社は、同社のKnowledgePanel®を採用し、ケーブル加入者のHDTV視聴者(モニター)の動向を観測、2007年と2009年のリサーチ結果を比較した。
報告によれば、2007年には毎日HD番組を見ていた数は全体の43%だったが、今年に入ると26%増えて65%になったという。
デイリー視聴者は、主にSitcoms系のドラマ(シチュエーション・コメディ)や夜のニュースをHDで観ることが多いという。
また、13歳~54歳を対象に510人から行ったアンケートによると、テレビをつける際にHD番組ガイドを必ず先にチェックするのは男性が圧倒的に多いという(48%対19%)。
他にも、SDとHDチャンネルの選択があったときにはHDチャンネルのほうを選ぶ、SD/HD画質の違いに敏感である、などが男性のほうが割合率が大きく、性別によって視聴習慣が違うことも明らかになった。
反対に女性の半分以上が「HDチャンネルのCMのほうが視聴者の関心を寄せる」、と応え、実際に購買まで結び付ける結果を生んでいるという。