【InterBEE2011 PREVIEW】ブラックマジックデザイン 今年のNABやIBCで発表した新商品等を展示
2011.11.9 UP
(写真2)「HyperDeck Studio」
(写真3)「SmartView HD」
(写真4)「SmartView Duo」
ブラックマジックデザインは、11月16日(水)から18日(金)まで幕張メッセで開催されるInter BEE2011において、今年のNABやIBCで発表した新商品等を展示する。また、ブラックマジックデザイン社製品による様々なワークフローを紹介する予定である。
■ NAB SHOW2011で発表したSSDディスクレコーダー「HyperDeck Shuttle」を展示
ブラックマジックデザインは、今年のNAB SHOWで発表したSSDディスクレコーダー「HyperDeck Shuttle」と、2つのSSDスロットを搭載したブロードキャストレコーダー「HyperDeck Studio」を展示する。
「HyperDeck Shuttle」は、カメラに専用のマウントプレートを使いカメラに取り付けて使用する小型のSSDディスクレコーダーで非圧縮10bitのSDIまたはHDMIビデオをSSDへ記録することができる。また、「HyperDeck Studio」は、非圧縮10bitのSDIを記録するラックマウント型のSSDレコーダーで、1つのレコードディスクのメモリがフルになった場合、次のSSDに自動的にレコーディングを続けることができる。「HyperDeck Shuttle」にはファンクションコントロールが、「HyperDeck Studio」には、ジョグ/シャトリング用のノブなどが付いており、「将来SSDの価格も下がってくると思うため、VTRの代わりとして利用してもらえる商品」とシニア・マーケティング・マネージャー 荒井 幸子氏は説明した。
■ IBC 2011で発表した17インチLCDラックマウントモニター「SmartView HD」を展示
9月に行われたIBC 2011で発表、日本では2011年4Qに出荷予定の17インチLCDラックマウントモニター「SmartView HD」と8インチLCDスクリーン2面を搭載したコンパクトなSDIラックモニタリングシステム「SmartView Duo」を展示する。「SmartView HD」は、6Uサイズでラックにマウント可能な17インチのLCDスクリーンで、SD・HD・3Gb/s SDI映像をHDフル解像度でモニタリングできる。また、「SmartView Duo」は、3Uラックマウントサイズに2つの大型8インチスクリーンを搭載し、SD・HD・3Gb/s SDI映像をHDフル解像度でモニタリングでき、ライブでの利用を想定して、赤/緑/青にディスプレイされるタリーボーダーを備えたタリーランプ機能を有している。荒井氏は「スイッチャと組み合わせた利用やポータブルのモニターラックに付け、野外中継時のモニタリングに利用できる」と説明した。なお、両製品とも色調整はソフトウェアにより可能という。
その他、ATEMプロダクションスイッチャーの新商品である「ATEM 2 M/E Broadcast Panel」、16系統の同時入力に対応した「ATEM 2 M/E Production Switcher」の参考出展やThunderbolt対応した2K/3Dキャプチャー・再生デバイス「SUltraStudio 3D」と10bit HDMI/アナログビデオ編集デバイス「Intensity Extreme」、デジタルエッグ社カラーリストの大田氏によるDaVinciカラーコレクター「DaVinci Resolve」のデモを実施する予定である。
(映像・放送関連機材部門 :展示ホール7、ブースNo.7201)
(写真説明)
(写真1)ディスクレコーダー「HyperDeck Shuttle」
(写真2)ブロードキャストレコーダー「HyperDeck Studio」
(写真3)17インチLCDラックマウントモニター「SmartView HD」
(写真4)8インチLCDスクリーン2面を搭載したラックモニタリングシステム「SmartView Duo」
(写真2)「HyperDeck Studio」
(写真3)「SmartView HD」
(写真4)「SmartView Duo」