【ニュース】パナソニック、「P2HD」シリーズ新製品「AJ-HPM200」を10月より発売
2009.8.28 UP
<<AVC-Intraに対応 P2メモリーカードにMXFファイル記録可能>>
パナソニックは26日、プロ用半導体メモリーデジタルビデオ収録システム「P2HD」シリーズの新製品、メモリーカード・ポータブルレコーダー 「AJ-HPM200」を2009 年10 月より発売すると発表した。
AJ-HPM200 はAVC-Intra(MPEG-4AVC/H.264 準拠)に対応し、HD SDI 入力信号をフルHD(1920×1080 ピクセル、10bit 4:2:2)で、P2 メモリカードにMXFファイルフォーマットとして記録することができる。
P2 カードスロットを6基実装し、AVC-Intra 100モード時、HDD5 同様1920×1080 ピクセルの10bit 4:2:2 のHDフル解像度映像を、「DVCPRO HD」と同じ約100Mbps で約284分記録できる。
<<報道番組制作のためのモバイル編集レコーダーに>>
高速データ転送用Gb イーサネットとeSATA インタフェースを装備。これにより、現場からオンエアまで、HDの高画質を保ちながら報道番組の制作環境を実現できるモバイル編集レコーダーとして用いることができる。すなわち、「P2HD」カメラで撮影した素材を現場で編集し、AVCHDファイルに変換して放送局までファイル転送するといったことが可能だ。
<<GUI、ジョグ/シャトルにも対応>>
直感的に操作できるプレイリスト編集GUIでプレイヤー側とレコーダー側(タイムライン側)の2画面表示ができる。また、ジョグ/シャトルのVTR ライクな操作にも対応している。
RS-422 リモートで、外部VTR からの入力信号を直接タイムライン上に取り込み、AV 独立編集、インサートとオーバーライト編集など、ノンリニア編集をより効率化する工夫がなされている。
さらに、オプションのAVCHD コーデックボード「AJ-YCX250G」を装備すれば、AVC HDファイルの再生や、P2 とAVCHD の相互変換・同時記録に対応できる。
AJ-HPM200の価格は、税込2,047,500 円。同製品は、26日から中国・北京で開催されているBIRTV2009で出展している。