【ニュース】ソニー インド・ムンバイに3Dトレーニングセンターを開設
2011.3.7 UP
ソニーは3月4日、インド・ムンバイ市に「ソニー・メディアテクノロジーセンター(以下、SMTC)」を開設したと発表した。ムンバイ市にある映画制作学校 「ウィスリング・ウッズ・インターナショナル(Whistling Woods International(以下、WWI)」の敷地内に開設。同校の学生と、映画などのコンテンツ制作に関わる人々を対象にしたトレーニング施設で、ソニーが設備の導入、運営を手掛ける。
HDデジタルコンテンツ制作、3Dコンテンツ制作の人材育成を通じて、デジタル映画、3D映画など、デジタル技術を用いたコンテンツ制作技術の普及拡大を目指す。
インドでは、年間1000本(ハリウッドは約500本)以上の映画を製作するが、現在でも主にフィルムによる製作が行われている。
SMTCでは、HDデジタル映画用の業務用デジタルカメラなど、自社機材を導入し、映像収録から編集までの映像制作のほか、3Dコンテンツ制作者を育成するために3Dの原理から、高品位な映像制作手法までをトレーニングする。
すでにソニーは、2010年1月に、米カリフォルニア州・カルバーシティに、「ソニー3Dテクノロジーセンター」を開設している。これまでに累計1000人以上の映画制作関係者のトレーニングを実施してきたという。また、2010年12月には、英国・べー人具すトークに「3Dエクスペリエンスセンター」を開設しており、インドのSMTCは全世界で3番目となる3Dの啓発、教育施設となる。