NAB08期間中、Avidが内覧会を開催 HD入出力デバイスを新発表

2008.5.19 UP

 Avidは、NABの機器展示会場では展示ブースを設けなかったが、新製品発表会や顧客向けの内覧会を行っている。
 発表会で披露した新製品は、新ハードウェア搭載によるパフォーマンスアップ、Mac OS Xへの対応、そして低価格設定を実現したことなど。
 新しい入出力ハードウェアは2種類。ポータブルなデジタルHD入出力デバイス「Avid Mojo DX」(右写真)と、デジタル/アナログSD/HD入出力デバイスの「Avid Nitrus DX」だ。
 Avid Mojo DXは、HD/SD SDI、デジタルオーディオ、HDMI出力搭載により5.1chサラウンドモニタリングが可能。Avid Nitrus DXは、2ユニットのボディでハードウェアによるDNxHDエンコードおよびデコードをサポート。両ハードウェアは、ホストコンピュータのグラフィックチップ、CPU、そしてPCI Express入出力ハードウェアを、一つの高帯域、高パフォーマンスなエフェクト・エンジンと強固に結びつけ、リアルタイム処理を実現する。
 Avid Media Composerファミリーは、上記2種類の入出力ハードウェアをサポートし、Mac OS X(Leopard)、Windows Vista、Windows XPに対応。ソニーXDCAM EXや、Panasonic AVC-Intraコーデック50Mb/s、100Mb/sに対応した。Avid Media Composer Nitris DXターンキーシステムの価格は398万円〜(2.5TBのストレージ搭載)。
 HDフィニッシングシステムAvid Symphony Nitris DXは、同じくMac OS X(Leopard)、Windows Vista、Windows XPに対応。ソニーXDCAM EXやPanasonic AVC-Intraコーデックへの対応を果たし、リアルタイムアドバンスドカラーコレクションを搭載した。ターンキーシステムは、748万円〜(8TBのストレージ搭載)。新製品は全て6月より出荷を開始する予定。
[提供:映像新聞社]

#interbee2019

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