Microsoft MPEG-4 AVC/H.264とAACのサポートを発表
2008.9.16 UP
米Microsoft社のPatrick Griffis氏(コネクテッド・エンタテインメント・インターオペラビリティ部門シニアディレクター)は、11日午前の「MPEG IFマスタークラス」(主催:MPEG Industry Forum)に登壇し、同社がMPEG-4AVC/H.264(以下、AVC/H.264)のサポートを開始することを表明した。
この技術は、まず同社のメディア再生ブラウザプラグイン「Silverlight 2」に利用される。同氏は、Siliverlight(講演後のぶら下がり取材でSiliverlight 2 Beta2と判明)が米NBC放送による2008年夏季オリンピックのストリーミングに使用されたものであるとし、Siliverlightが十分な勢いを得てきていることと、AVC/H.264の採用で更なる発展が期待できることを表明した。また、この講演で、Silverlight2はオーディオ符号化技術としてAACも採用することを明らかにした。