IKONOSKOP RAW記録のVFX指向カメラを発表
2008.10.24 UP
スウェーデンのIKONSKOP社は、フレームごとにRAWデータファイルを生成するVFX指向のカメラ「A-cam dII」を出展した。このカメラは、スーパー16サイズの撮像素子(1920x1080、12bit)を持ち、Cマウントレンズを装着できる。
最大の特徴は、各フレームごとにRAWファイルを生成し、記録することである。これは、圧縮による乱れを嫌ったもので、VFX等での合成での使用を指向している。記録速度は毎秒240MBytesであり、同社製の特製メモリーカートリッジを必要とする。カートリッジは80GBytesの容量を持ち、25fpsの場合で12分の記録が可能である。
A-cam dIIは、秋口には発売の予定で、価格は7000ユーロを目指しているという。
【映像新聞社】